研究

福岡工業大学でマイクロバブルによる池の浄化

2016/12/16

%e3%83%9e%e3%82%a4%e3%82%af%e3%83%ad%e3%83%90%e3%83%96%e3%83%ab%e3%81%a7%e6%b1%a0%e3%81%ae%e6%b5%84%e5%8c%96

福岡工業大学がマイクロバブルによる池の浄化実験を開始しました。
実験は構内の「おとめが池」で行われ、成功の暁には「日本中の濁った湖沼をキレイにできる」との事。

空気と水だけの驚きのチカラで日本中の池の浄化を目指す!
最新技術マイクロバブルによる学内溜池の浄化実証実験を開始

マイクロバブルの水質浄化については10年も前から行われていますが、どのような特徴があるのでしょうか。

気泡径・気泡数をコントロールするノズル

今回の研究では、マイクロバブルのサイズと量を制御するノズルの開発が行われるそうです。
一度設置した機械を止めたり取り外したりせずに遠隔からコントロールができるのならとても良さそうです。
また、発生方法は水と空気をノズルで混合させマイクロバブルを発生させる「ノズル噴射式」。
これも目新しいものではありませんが、学生が設計・加工に携わるという事で、マイクロバブルの認知がここまで広まった事に喜びを覚えるのと同時に、若い力による将来性を感じます。

スケジュール

11月中旬に装置が設置され運転開始、評価が始まります。
2017年2月中旬に成果発表されるようで、楽しみです。

-研究