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産業での活用

マイクロバブルで魚の鮮度維持

2018/02/18

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今年の2月にマイクロバブルによる魚の鮮度維持装置の実験と開発が行われました。
参考:日刊工業新聞

実験は兵庫県で行われ、カニの鮮度維持の実証実験が行われました。
従来の水槽の場合、1匹も死なずに保たれた期間が4日間だったのに対し、マイクロバブルを発生させた水槽では7日間に伸びました。
効果が認められた為、続いてホタルイカでも実験がスタートしたようです。

マイクロバブルで鮮度維持される理由

マイクロバブルによって水中の酸素濃度が高まる為にカニが長く生存します。
マイクロバブルは広島の牡蠣で既に使われていて実績があります。
広島では赤潮(プランクトンの大量発生)によって牡蠣が酸素不足に陥りましたが、マイクロバブルによって酸素濃度が高まり牡蠣が救われました。
更にマイクロバブルの刺激(マッサージ)効果によって成長も促進されました。
同じ効果がカニでも証明されたという事になります。

商品化に向けて

実験は各社の共同で行われましたが、機械メーカーの永光産業は特許も取り製品化に向けて開発を始めました。
製品は小型で、漁港だけでなく漁船に積む事も可能で「海産物の価値を高める」事も狙って全国の漁業関係者に販売されるそうです。
そして今年7月に製品化され、販売をスタートしました。

一昔前は「東京の魚はまずくて食べられない」というのが、魚がおいしい地方の人の共通意見でしたが、マイクロバブルによって鮮度が保たれるようになれば、輸送の幅が広がって都市部や海なし県の人でもおいしい海産物を食べる一助になる事でしょう。

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