メーカーの主要事業で判断してマイクロバブルシャワーヘッドを選ぶ
マイクロバブルは簡単な技術ではありません。
過去には粗悪なメーカーもありました。
見えない(見えにくい)小さな泡の技術なので、メーカーが一方的に発信する疑わしい表現、誇大広告が見過ごされる事がありました。
そういった商品は自然と淘汰されましたが、2019年現在も100%全ての商品を信頼できる状態とは言い難いです。
ここでは各メーカーがマイクロバブルをどの程度主要事業に置いているか、マイクロバブル技術に掛けた開発の歴史を纏めます。
信頼できるメーカー選びの参考になれば幸いです。
ボリーナ
メーカー名は田中金属製作所。
元々はバルブのメーカー。
業績不振により2008年にシャワーヘッド業界に進出。
マイクロバブルシャワーヘッドの開発に乗り出したのが2010年。
2011年にボリーナを発売しており、開発期間は1年と計算できる。
主力事業はシャワーヘッドであり「マイクロバブル」ではない。
節水シャワーヘッド等、付加価値のあるシャワーヘッドを開発・販売している。
ベスティ
なんと、メーカー情報がない。
検索しても出てきませんでした。
ピュアブル
メーカー名はオーラテック。
マイクロバブル・マイクロナノバブルの専門メーカー。
サントリー社との共同特許を持ち、世界で唯一ナノバブルの気泡径制御技術を確立したメーカー。
主力商品はどれもマイクロ(ナノ)バブルに関連するもので、シャワーヘッド以外にも研究開発機器、産業機器用等がある。
(あくまでシャワーヘッドは製品の1つという位置づけと見て取れる。)
マイクロバブル技術の歴史も長く、2002年には初のマイクロバブル発生装置を発売(2019年時点で17年間の実績となる計算)。
オーブル
メーカー名はMTG。
事業内容は美容と健康。
あのシックスパッドのメーカーでもある。
製品は多岐にわたり、美顔器や、マドンナとの共同開発による美容液等もある。
メーカーホームページにはマイクロバブルの「マ」の字も見当たらなかった。
ご存知の通り、オーブルにはコスメカートリッジを付ける事ができる。
メーカーとしてもマイクロバブルよりカートリッジによる美容の付加価値を重視しているように思われた。
ミラブル
メーカー名はサイエンス。
2007年創業の若い会社で、事業はマイクロバブルと浄水装置の2つ。
主力製品は2019年現在で3つあり、シャワーヘッドのミラブルは2番目に力を入れている様子。
住宅メーカー等、BtoB(企業間取引)が主力事業のようでミラブルの価格が一般消費者の目線とどうしてもズレていると言わざるを得ないのは、この為か。
まとめ
マイクロバブルの専門メーカーはピュアブルのオーラテックのみでした。
その他のメーカーは別の主力事業があり、そこに付加価値としてマイクロバブルを加えた経緯のようです。
以上、ここの情報以外にも値段等も考慮されると思いますが、参考になれば幸いです。