マイクロバブルでショウガの生育促進(高知県)
2017/01/20
JA高知春野のショウガ農家がマイクロバブルの水でショウガ栽培を行っています。
畑の配水管にマイクロバブル発生装置を取り付けられており、マイクロバブルによってショウガに与えられる水の酸素濃度が高くなります。
そして水中の酸素濃度が高くなる事でショウガの生育スピードが上がります。
JA高知春野は「20日ほど収穫も早まり、根も太くて丈夫。(天候不順などによる)病気の心配も減った」と手応えを感じている。
広島の牡蠣や北海道のホタテの事例でも、マイクロバブルによって酸素濃度が向上し、牡蠣を赤潮による酸素不足から守り、ホタテの酸素不足も解消しました。
マイクロバブルで酸素濃度が上がる仕組みはこちら
どこのマイクロバブル発生装置を使っているか
高知春野のマイクロバブル発生装置は高知工業高等専門学校と高知県工業技術センターの共同研究と、株式会社坂本技研の設計・製造によって商品化されたものと思われます。
マイクロバブルの大きさは0.1μmと10μmの泡の発生量が多く、洗浄実験の結果、対象物を傷つけず、かつ約40%の節水を実現しました。
高知県ではマイクロバブルを使った地場産業の活性化を目指しています。