産業での活用

ウルトラファインバブルで高速道路の満足度向上とは?

2017/01/04

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サービスエリアの観光地化、名物化を進めてきたNEXCO西日本は同時に、2009年よりウルトラファインバブルを使ったお客様サービス向上(CS)にも取り組んでいます。

その内容とは「ウルトラファインバブル水によるトイレの清掃」です。

清掃方法とその効果

清掃方法はウルトラファインバブル水を噴霧器で床面に吹付け、その後にモップで拭き取っています。

その効果は、
1.作業時間を30%短縮
2.使用水量が100分の1に節減
3.床面乾燥時間が40%短縮された事で、足元が滑らず安全性向上

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大きな効果が認められ、2016年10月現在で管轄するトイレの90%で導入されているそうです。

効果の考察

それまでは水+洗剤で清掃を行っていたようですが、結局汚れを落としていたのはブラッシングです。
ブラッシングとなるとブラシの毛の細さや力加減が洗浄力に影響します。
人が作業すると、どうしても力が入ります。するとブラシの毛が開いてしまい洗浄力が半減します。
歯ブラシでも同じ事が言えるので、イメージしやすいと思います。
一方、ウルトラファインバブル水であれば、それ自体に洗浄(汚れ吸着)能力があるので、吹き付けるだけで汚れ除去になったのだと思います。

洗浄力が人の能力に依存せず、また清掃員の方の負担も減ったと思います。
まさに「画期的な機能水」ですね。ウルトラファインバブル水は。

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